水道水

都道府県別の水道水の平均硬度まとめ

投稿日:2016年5月21日 更新日:

都道府県

硬水と軟水の違いの記事でも書いたように、水に含まれる"カルシウム"と"マグネシウム"の量の違いによって、水の性質は変わってきます。

一般的に、軟水はまろやかでクセが無く飲みやすい水、硬水は苦味があり少し飲みにくい水という認識が有ると思います(参考:硬水と軟水の違い)。では、私達が普段利用している「水道水」の硬度はいくら位有るのでしょうか?今回は都道府県別の水道水の硬度を紹介したいと思います。

【原則】水道水質基準により定められている硬度

日本の水道水は、水道法第4条の規定に基づいて「水質基準に関する省令」の規定する水質に適合している必要が有ります。

日本の水道水は、法律によりその性質が厳密に管理されているという事ですね!

水質基準に関する省令によれば、水道水の硬度は「300mg/L以下」であることと規定されています。300mg/L以下とされているのは、これ以上硬度が高くなってしまうと、石けんの泡立ちが非常に悪くなってしまうからです。

また、「水の美味しさ」を確保するという観点から「水質管理目標設定項目と目標値(26項目)」において、「10mg/L以上~100mg/L以下」が目標値として設定されています。従って、日本の水道水の硬度は「10mg/L以上~100mg/L以下」となっている事が多いです。

水の硬度の計算式

硬度に関する注意点

また、東京都水道局のHPによれば、その他の水質の条件によって、以下の様な問題点が発生する可能性が有ると記載されています。

  • 硬度100mg/L以下の水道水・・・水道管の腐食を促進する可能性あり
  • 硬度200mg/L以上の水道水・・・スケール(*)の付着により水が白く濁ってしまう可能性あり
  • 硬度300mg/L以上の水道水・・・せっけんの泡立ちが悪くなる
* スケールとは、水中に含まれているカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が分離して出てくる事を言います。

参考:水道水の色が無色透明ではなく白色や赤色になってしまう原因

硬度別の注意点をグラフ化すると以下のようになります。

東京都水道局の水の硬度グラフ
(出典:トピック第2回 水の硬度 | 東京都水道局)

日本の水道水の安全性は世界でもトップレベルと言われていますので(それにより弊害も有りますが・・・)、そこまで気にする必要も有りませんが、ちょっとだけ頭にいれておくと良いでしょう。

都道府県別の水道水の平均硬度一覧

日本の水道水の基準値が分かった所で、都道府県別の水道水の硬度一覧を見ていきましょう。表は、平均硬度が高い都道府県順に並べています。

順位 都道府県 硬度(mg/L)
1位 沖縄県 84.006
2位 千葉県 81.775
3位 埼玉県 75.015
4位 熊本県 70.449
5位 茨城県 66.469
6位 東京都 65.304
7位 神奈川県 61.825
8位 福岡県 60.815
9位 愛媛県 58.279
9位 愛媛県 58.279
10位 群馬県 57.343
11位 山梨県 53.991
12位 和歌山県 53.935
13位 静岡県 52.582
14位 大分県 52.337
15位 栃木県 50.658
16位 奈良県 48.847
17位 鹿児島県 48.67
18位 兵庫県 48.24
19位 徳島県 47.779
20位 長野県 47.729
21位 香川県 47.423
22位 岡山県 47.414
23位 滋賀県 45.872
24位 三重県 45.649
25位 佐賀県 45.307
26位 大阪府 44.084
27位 石川県 44.074
28位 高知県 43.883
29位 青森県 42.684
30位 京都府 42.462
31位 岩手県 40.971
32位 鳥取県 40.94
33位 山口県 40.104
34位 宮崎県 39.336
35位 長崎県 38.37
36位 福井県 37.895
37位 岐阜県 37.782
38位 福島県 35.09
39位 北海道 32.818
40位 新潟県 32.188
41位 富山県 30.461
42位 秋田県 30.284
43位 広島県 28.819
44位 宮城県 28.66
45位 島根県 28.213
46位 山形県 27.801
47位 愛知県 26.476
硬度の全国平均(浄水量から計算) 50.916
上記データは「ソフトウォータークラブ - 全国都道府県別・平均硬度ランキング」より引用させて頂いております。但し、HPによると調査時点が2002年となっているので、少しデータが古いです。

最新のデータが知りたい方は「水道水質データベース」で、ご自身が住まれている地域の浄水場の硬度を調べてみてください。2016年5月現在で、2013年(平成25年)のデータが一番最新のデータとして公開されています。

全国でも一番硬度が高いのが沖縄県(84.006mg/L)、一番低いのが愛知県(26.476mg/L)となっており、その差は約60mg/Lにもなります。これだけ硬度が変わってくると、全く別物の水とも言えるので、少し驚きですね。

一方、硬度の全国平均は約50mg/Lとなっており、非常に飲みやすい軟水となっていることが分かります。日本の原水は軟水が多いという事ですね。(とは言え、地域によっては100mg/Lを超える所も有るので、全ての地域が軟水という訳でも有りませんが。)

日本には軟水が多く、ヨーロッパには硬水が多い理由

上記データを見る時の注意点

上表で自分の住んでいる地域の水道水の硬度が大体どれくらいかを把握する事が出来たと思いますが、あくまでも上表のデータは平均値を示しているに過ぎない!という事に注意して下さい。

水の硬度は、その時々の状態によっても変わりますし、同じ都道府県内でも「どの浄水場の水を使っているのか?どの採水地の水を使っているのか?」によって変わってきます。従って、市区町村が変わるだけでも硬度が違う可能性も有ります。

自分が住んでいる地域の水の硬度を詳しく知りたい人は「水道水質データベース」を参照して下さい。

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