水・ミネラルウォーターの基礎知識

ミネラルウォーター(天然水)のラベルの見方・チェックポイント

投稿日:2016年5月20日 更新日:

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは種類が豊富です。正直どれを選べば良いのか分からない!という人も多いと思います。そんな人はミネラルウォーター【天然水】のラベルをチェックしてみましょう。

ラベルを見れば、そのミネラルウォーター【天然水】がどんな水で、どんな特徴が有るのか?を判断出来るようになります。自分好みのミネラルウォーターを見つけるためにも、ここではミネラルウォーターのラベルの見方を紹介します。

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ミネラルウォーターのラベルに書かれていること

以下、サントリー「奥大山の天然水」のラベルをサンプル事例として、ラベルの見方を紹介していきます。赤枠で囲った部分に注目して下さい。

ミネラルウォーターのラベル例

栄養成分表示(含有ミネラル等が分かる)

ここには、"100mlあたり"もしくは"1,000mlあたり"のミネラルを含む栄養成分と含有量が表示され、主として以下の様な物が記載されます。

  • エネルギー(kcal)
  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • ナトリウム
  • カリウム

上述赤文字にしている部分がミネラルです。

ミネラルに関しては、どのミネラルウォーターでも「カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム」の4種類(*1)は記載されている事が多いです。そして、その他に含まれている成分がある場合には、それらも記載される事が有ります(ケイ素・シリカなど)。

基本的に、この部分を見れば、このミネラルウォーターにはどのような健康効果が期待できるのか?と言う事が分かります。

一般的にカルシウムよりもマグネシウムの含有量の方が多いと、飲みにくくなると言われています。特にマグネシウムが豊富だと、苦味を感じやすくなります。

硬度(飲みやすさの指標)

硬度は水の中に含まれている「カルシウム」と「マグネシウム」の量を表します。日本基準では、以下のように分類されます。

  • 軟水・・・硬度100mg/L以下の水
  • 中硬水・・・硬度101~300mg/Lの水
  • 硬水・・・硬度301mg/L以上の水

日本の水は軟水が多く、ヨーロッパの水は硬水が多いというのは有名な話ですよね。

飲みやすい水を飲みたい時は、硬度が低い(50mg/L以下くらい)軟水を選んでみましょう。日本の水は大体の水が軟水で非常に飲みやすいと言われています。

反対に、美容効果や健康効果を期待するのであれば、硬度301mg/L以上の硬水を飲んでみるのも良いでしょう。日本でも話題になったコントレックスは硬度1,000mg/Lを越える超硬水です。

この辺りは自分の目的に合わせて、最適なミネラルウォーターを選ぶようにしましょう。ちなみに奥大山の天然水の硬度は約20mg/Lとなっています。計算式を「水の硬度の計算式」で説明していますので、そちらもご参照下さい。

ph値 - 酸性・アルカリ性を判別

ph値によって、その水が酸性なのか、アルカリ性なのか、はたまた中性の水なのかをチェックする事が出来ます。

  • 酸性の水・・・ph7.0未満(数字が小さいほど酸性度が強い事を示す)
  • 中性の水・・・ph7.0
  • アルカリ性の水・・・ph7.1以上(数字が大きいほどアルカリ度が強い事を示す)

水のph値とは?

体が酸性に傾くと、健康面・美容面において様々な弊害が発生するので、体が酸性に傾いていると感じた時はアルカリ性の水を飲むと良いよ~と言われる事も有ります。この辺りに関しては下記記事参照して下さい。

体が酸性に傾くと良くないでのアルカリ性にするべき!は本当か?

品名 - 商品種類を判別

ここには、以下4つのいずれかに該当する品名が書かれています。

  • ①ナチュラルウォーター
  • ②ナチュラルミネラルウォーター
  • ③ミネラルウォーター
  • ④ボトルドウォーター

「ナチュラルミネラルウォーター」はミネラルを含んだ特定の地下水を沈殿・ろ過・加熱殺菌した水の事を言います。「ナチュラルウォーター」は「ナチュラルミネラルウォーター」と条件は一致していますが、ミネラル量の規定が有りません。

「ミネラルウォーター」は特定水源から採水した水の品質の安定性を図るため、ミネラル成分を調整したり、いくつかの天然水の混合、殺菌・除菌の為に科学的処理を行っています。

「ボトルドウォーター」は処理方法に何らかの制限がなく、原水が水道水の場合も有ります。一方で大幅な改変が可能であるため、機能水として販売されている事が多いです。

以上より、最も天然水に近い物と言えば「ナチュラルミネラルウォーター」となりますが、日本のミネラルウォーターは加熱殺菌処理されている物が殆どなので、完全な天然水(採水したままの状態で商品詰めされたもの)は少ないです。

この辺りの詳細は「ミネラルウォーターの種類の記事」で書いているので、そちらもご参照下さい。

非加熱のミネラルウォーターの場合、品名に後に(非加熱)と書かれている事が有ります。

例:「ナチュラルミネラルウォーター(非加熱」など。

原材料名 - 水の種類を表す

当該ミネラルウォーターの元となっている原水の採水地の特徴を表します。種類としては以下の7つが有ります。

  • 鉱水
  • 鉱泉水
  • 伏流水
  • 湧水
  • 浅井戸水
  • 深井戸水
  • 温泉水

「体を作る水・壊す水」の著者:藤田紘一郎先生によると、良質なミネラルを含んでいるのは「鉱水・鉱泉水・温泉水」の3つが多いようです。これもミネラルウォーターを選ぶ際の1つの指針となりますね。

上記7つの原水の詳細は「ミネラルウォーターの原材料・原水の違い」を御覧ください。

採水地

どの地域で採水された水が使用されているかをチェック出来ます。

地層別の水の性質の違い~地層によってミネラル含有量は変わる!

原産国

サンプルの奥大山の天然水には記載なし

どこの国のミネラルウォーターなのかを示します。一般的に外国産のミネラルウォーターの場合に表記され、日本産の物の場合は省略されます。

殺菌方法 - 加熱処理などの方法

サンプルの奥大山の天然水には記載なし

加熱殺菌やオゾン殺菌など、どのような殺菌方法が取られているかチェック出来ます。但し、記載が無いミネラルウォーターの方が多いです。外国産のミネラルウォーターの場合は、ここに別枠で「非加熱」と書かれている事が有ります。

特にチェックすべきポイント

上記ラベル表示の内容の中でも、特にチェックすべきポイントを上げるとすれば、やはり「水の硬度」です。水の健康効果は「カルシウム」「マグネシウム」を中心としたミネラル含有量で決まる!と言われているので、この数値を見ながら、自分の目的に合ったミネラルウォーターを選ぶようにすると良いでしょう。

あと、先ほど紹介した藤田紘一郎先生は「非加熱」のミネラルウォーターを選ぶと良いですよ~という事を著書で書かれています。理由は、水を加熱殺菌してしまうと水の活性が衰えてしまい、その水本来の効果を享受する事が出来ないからだそうです。

日本のミネラルウォーターは加熱殺菌処理されているものが殆どですが、海外産の物は非加熱のものが多いので、気になる人は海外産のものを購入しても良いでしょう。

そもそも、水に健康・美容効果を求めても意味はないという意見も有りますが(この辺りは「水の健康効果と注意点」を参照して下さい)、どうせお金を払ってミネラルウォーターを購入するのであれば、自分の悩みを解消してくれる可能性の有る水を選びましょう♪

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