水・ミネラルウォーターの基礎知識

入浴前後の水分補給の重要性

投稿日:2016年6月8日 更新日:

入浴

お風呂から上がった後は喉がカラカラになっているので、多くの人が水分を補給すると思います。

ただ、お風呂上がりに水分を補給する習慣はあっても、お風呂あがりの水分補給の重要性を理解している人は少ないのではないでしょうか?また、入浴後だけでなく、入浴前にも水を飲んだほう良いという事もあまり知られていません。

今回の記事では、入浴前後の水分補給の意味や重要性について紹介していきたいと思います。まずは、お風呂に入るとどれだけ水分が失われるのか?見ていきましょう。

参考:正しく効果的な水分摂取のタイミング

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1回の入浴で失われる体内水分量【発汗量】

入浴中は多量の発汗により体から水分が失われます。

発汗量は、お湯の温度や湯船に浸かっている時間によっても変わってきますが、短い入浴でも100ml程度の水分が失われます。また、42度前後のお湯に15分浸かると800ml程度の発汗量が有るそうです(*)。

お風呂

ちなみに、42度のお風呂に入った時の水分排出量を時間別に置き直すと以下のようになります。参考までに。

  • 3分・・・160ml
  • 6分・・・320ml
  • 9分・・・480ml
  • 12分・・・640ml
  • 15分・・・800ml

加えて、湯船から上がった後も汗は出てきますから、実際には上記の発汗量以上の水分が、入浴により体外へ排出される事になります。

なぜ入浴前後の水分補給が大事なのか?

入浴前後の水分補給がなぜ大事なのか?大きく分けると理由は2つ有ります。

①脱水症状を防ぐため

先ほど見たように、お風呂に少し長めに入る人(15分以上浸かる人)は、1回の入浴で800ml前後の体内水分が発汗により失われます。800mlといえば、平均的な成人男性(体重60kgと仮定)の体内水分の2%以上です。

脱水症状をふせぐ為に水を飲む

水分損失率が2%を超えると、めまいや吐き気に繋がるので健康上良く有りません。脱水症状を防ぐためにも水分補給が必要です。

②血液濃度の上昇を防ぐため(血液ドロドロを防ぐ)

脱水症状とも絡む部分なのですが、体の水分が失われると血液の血漿量が減るので、血液がドロドロになり血栓が出来やすくなります。

血液ドロドロの状態だと、心筋梗塞や脳梗塞など深刻な病気を発症させてしまう可能性が有るので非常に危険です。

こちらの記事によれば、入浴によって血液粘度が12%も上昇する事例を確認したと書かれていますので、入浴前後にキッチリと水を飲んで血液がドロドロにならなないように配慮すべきです。

入浴前後に飲みたい水の量

入浴前は300ml~500ml程度の水を飲んで下さい。入浴前に水分を摂取することで、入浴中の発汗で必ず減少してしまう水分量をある程度補う事が出来ます。また、入浴中は血流がよくなりますので、汗とともに老廃物も一緒に流されていきますよ。

入浴は、代謝を促進する効果が有ると言われていますが、それを更に促進してくれるのがミネラル豊富な「硬水」です。ダイエット中の方は超硬水で水分補給してから入浴するのも有りですよ!

そして、入浴後にも300ml~500ml程度の水を飲みましょう。汗はお風呂から上がった後もしばらく出てきますし、入浴後は尿が出やすい体内環境になっています。

湯船に浸かる

たとえ、入浴前に水を飲んでいたとしても、トータルでの体内水分量はマイナスとなっている事がほとんどですので、しっかりと水分を摂取して血液がドロドロにならないように気をつけましょう。

【参考】入浴後のビールはダメ

仕事の疲れをお風呂で癒やし、喉がカラカラのお風呂あがりにビールを飲む。想像するだけでもヨダレがでそうですが、これはあまりよろしく有りません。

ビール

なぜならアルコールには利尿作業が有りますので、飲んだアルコール以上の水分が体外へ排出されてしまうからです。お風呂あがりの体内水分が減っている状態でビールを飲んでしまうと、体の水分量が更に減ってしまう可能性も有るので気をつけましょう。

入浴後にアルコールを飲むなら、それの1.5倍位の水を飲むように心がけましょう。

【参考】入浴の効果

仕事が終わった後に入るお風呂は、本当気持ちいです。1日の疲れが取れますし、ココロもカラダもリフレッシュ出来ます。

実際問題、入浴には医学的にも以下の3つの健康効果が認められているんですよ!

夏場はシャワーだけで済ます・・・という方でも、体の疲れを取るためには湯船に浸かった方が良いかもしれませんね!

温熱作用による効果

お風呂に入ると体が温まります。体が温まると血管が拡張するので血流が改善します。

温泉で温熱作用

血流が改善すると、老廃物や疲労・体のコリ等が取れやすくなります。

また、入浴方法によっては体内のヒートショックプロテイン(HSP)を増やす事ができるので、免疫力アップや疲労体質の改善等にも寄与する事がわかっています。

HSPとは傷んでしまった細胞を修復する能力があるタンパク質の事

水圧作用による効果

肩まで湯船に浸かると、自分では思っても見ないほどの圧力が体にかかります。どれだけ圧力がかかっているかというと、お腹周りのサイズが3cm~5cm小さくなるレベルの圧力です。

浮力

そして、この水圧により、下半身にたまりがちな血液が心臓付近に押し戻され体内の血液循環が促進されるので、むくみの解消等にも繋がります。その他心肺機能の向上等にも繋がると言われています。

浮力作用による効果

人間の体重は、水の中では重さが10分の1くらいになります。例えば、体重60kgの人でも水の中だったら6kg分の力で持ち上げられるという事です。

湯船に浸かる事で体が軽くなれば、普段体を支えてくれている筋肉や関節への負担が軽減されますので、疲労回復に繋がります。また、それと同時に脳の緊張状態が和らぐ(*1)ので精神的なリラックス作用も見込めます。

*1 脳は筋肉や関節に体を支えなさい!という命令を出し続けています。お風呂に浸かることで体重が軽くなり、その命令を出さなくても体が維持できると分かれば、脳が働く必要がなくなるので緊張状態がある程度緩和されます。

まとめ

色々書いてきましたが、この記事で伝えたい事は以下のとおりです。

  • 入浴には疲労回復効果やリラックス効果など様々な健康効果が期待できる
  • 但し、入浴中は大量の水分が汗として排出されるので体内水分は減少しがち
  • 水分不足による脳卒中や心筋梗塞を防ぐために入浴前後の水分補給は徹底しよう!

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